【雑記】ドライブレコーダーを新調(DVR-MR760)と使えたmicroSDカード
車の入れ替えに伴い、ドライブレコーダーを新調しました。
前の車にはドライブレコーダー(Kenwood KNA-DR300)を付けたのは7年近く前で、その後、娘が免許を取ったので、あおり運転対策としてリア用にAKEEYO AKY-R1を増設していました。この車自体大好きで、2つのドライブレコーダーも良い製品で、気に入っていて、数年はこの車に乗り続けるつもりでした。ところが、先日、とある事情で別の車を譲り受けることになりました。そこで前の車は甥にジェットバッグや上記のドライブレコーダーを付けたまま譲り、新しく譲り受ける車には2カメラのドライブレコーダーを新調することにしました。
あおり運転が大きな社会問題になってきた結果、フロントとリアがセットになった製品が増え、選択肢が広がっています。KNA-DR300を買ったころと比べるとメーカーも増えていますが、これまで継続的に使ってきたKenwood製品からレビューも口コミも見ずにDVR-MR760を選びました(Kenwood製ドライブレコーダーを二台使ってきた結果、Kenwoodなら絶対に大丈夫と考えています)。前の車のとき自分で取り付けてシガーソケットから電源を採っていましたが、今回はバッテリーに直結できるケーブルCA-DR100を買って、整備工場で取り付けてもらいました(定期点検のついでだったので取り付け料金はサービスしてもらえました)。
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DVR-MR760には32GBのメモリが同梱されています。しかしDVR-MR760は前後2カメラで、それぞれが同じ画質で保管されるため、フロントカメラだけの場合の2倍の勢いで記憶領域が減っていきます。私は免許返納後の楽しみにドライブレコーダーの映像を残しているので、32GBの場合の常時録画&標準画質(※)の録画時間63~79分ではちょっと出かけるだけなら良いのですが、少し遠出するときには全く足りません。幸いとDVR-MR760は公式に128GB(常時録画&標準画質の録画時間255~319分)まで対応するので、さっそく手持ちの何枚かで試したところ、下記で問題なく録画できました。
(※)「標準」と呼ばれる録画モードがフレームレート27.5で最高画質です。録画時間を増やしたいときは、「長時間1」(フレームレート13.7)、「長時間2」(フレームレート3.45)という録画モードを選べます。取扱説明書に基づけば、標準の録画時間に対して、長時間1は2倍弱、長時間2は5倍弱の録画時間になります。各録画モードの違いはフレームレートなので、長時間モードにしても滑らかさが劣るだけで解像度が落ちるわけではないので、万が一の記録用としては標準添付の32GBで長時間モードで十分であろうと思われます。
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さて、KNA-DR300やDRV-630では公式には非対応であった128GBのmicroSDカードが使えていたので、DVR-MR760でも公式対応より大きな容量でもいけるだろうと短絡的に考えて、下記の256GBのmicroSDカードを買ってみました。
電源オン時に「非対応のSDカードです」というメッセージが流れますが、今のところ(といっても購入後数日の時点では)問題なく使えています。
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なお、上記全てのmicroSDカードにおいてSDカード情報に「推奨外のSDカードです。」と表示されるので(下の画像)、ちょっとだけ気持ち悪いです。しかし、旧機種で数年以上問題ないので、今回も大丈夫だろうと、たかをくくっています。

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なお、以前使っていたKNA-DR300やDRV-630では5分単位でファイルを保存できましたが(1ファイルあたり前者は500MB程度、後者は600MB程度)、DVR-MR760で標準解像度で録画すると自動的に1分単位になるので(1ファイルあたり120MB程度)、ファイル数が膨大になります。
またDVR-MR760はフォーマット時点で領域を割り当ててしまうようで、PCで見ると残り容量がわずかしかない状態になっています(たとえば128GBの場合は十数GB)。この点もKNA-DR300やDRV-630と異なる点で、最初は目を疑いました。前後2カメラなのでディレクトリ構造も異なるので、PCにコピーした後の処理に少し手間がかかります。
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DVR-MR760の映像は、ドライブレコーダーの本来の役割として十分綺麗です。
フロント部の液晶画面は前後のカメラをスイッチひとつで切り替えられるので、私は常に後方を映すようにしています。レンズが前後共に対角150度の広角なので、通常の車間距離を確保した状態では前方の車も後方の車もかなり遠くにいるように感じられます(一般的な車間距離を確保すると、画面幅に対して車の幅は1/10より小さいです)。画面中の車の幅が画面幅の1/4~1/5程度に見えるときは、信号待ちの停止時の車間距離くらい、要するにあおり運転された時の車間距離です。この状態で十分にナンバーを読み取れるので、あおり運転対策としては十分です。