【備忘録:PC・ソフト】TeamViewerをコマンドラインで
TeamViewerを使ってLAN内のPCをメインPCから使っています。
TeamViewerでLAN外のPCと繋ぐ必要がないので、「オプション>全般>ネットワーク設定>受信LAN接続=同意のみ」としてIPアドレスで接続しています(ホームゲートウェイの機能を使って、各PCのIPアドレスは固定しています)。
この場合、TeamViewerで繋ぐときはパートナーIDにIPアドレスを入力するので、それなりに面倒くさいです。数年来このままで使っていましたが、ふと思い立ってコマンドラインで各PCと接続させてみました。もっと早くにやっておくべきだったと公開しています。
バッチファイルの作成
テキストエディタなどを使って、下記のようなバッチファイルを作成します。(表示フォント次第ですが、もし以下の部分でバックスラッシュ「\」が見えたら、そこは半角の円マークを入力しましょう。)
“C:\Program Files (x86)\TeamViewer\TeamViewer.exe” –id 192.168.x.xxx –Password happa2424
パラメータは;
–id:パートナーID(上記の例ではIPアドレスです。)
–Password:接続先PCのTeamViewerの「オプション>セキュリティ>個人的なパスワード(無人アクセス用)」で設定したパスワード
※この画面では見づらいかもしれませんが、パラメータの頭にある「–」は「-」が二つです。
これを拡張子batで保存します。(ここではファイル名を、TeamViewer-IP32.bat とします。)
このバッチファイルをダブルクリックすれば繋がりますが、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されるので邪魔です。それを消すためには下記のようにします。
VBスクリプトの作成
テキストエディタなどを使って、下記のようなスクリプトを作ります。
Set ws = CreateObject(“Wscript.Shell”)
ws.run “cmd /c バッチファイルのフルパス名”, vbhide
バッチファイルのフルパス名はたとえば上で作ったバッチファイル「TeamViewer-IP32.bat」をデスクトップに保存したら、「C:\Users\(ユーザ名)\Desktop\TeamViewer-IP32.bat」となります。
なお、上記のバッチファイルとVBスクリプトファイルを同じフォルダに保存する場合は、フルパス名ではなくバッチファイルのファイル名だけでOKです。
このファイルを拡張子vbsで保存します。このVBスクリプトファイルをダブルクリックすれば、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されずに動いてくれます。(TeamViewerにかぎらない、一般的なお話。)