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【備忘録:PC・ソフト】システムイメージの作成で 0x800423f3

Windows 10でクローンしたシステムドライブのシステムイメージを作ろうとしたら、下記のようなエラーが生じました。

0x800423f3.png

0x800423F3 について調べたところ、「chkdsk /r」で解消する場合があるということが分かりました。

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まずはドライブレターが振られていて「Windows上で見える状態」のドライブに対して「chkdsk /f」を走らせてみましたが、エラーは見つかりませんでした。そこで見えないドライブに対して「chkdsk /f」を行うために「ディスクの管理」でドライブレターを割り振ろうとしましたが、できませんでした。

このHDDには、システム用とデータ用のドライブレターを振ったパーティションが2つとシステムが勝手に作るパーティションがいくつか存在しますが、EaseUS Todo Backup Workstatuin でパーティションごとのバックアップを試みたところ、回復パーティションだけでエラーが生じました。このことから、問題は回復パーティションにあると推測できました。

このPCの場合はすでに回復パーティションは不要になっていましたが、これまでは積極的に削除する理由がなかったので何となく残していていただけです。そこで今回は回復パーティションを削除しました。この状態でシステムイメージの作成を試みましたが、上と同じエラーが出て進みません。

ここで「未使用領域になっている回復パーティションの跡地を潰したらどういう結果になるだろうか?」と思って、「ディスクの管理」で回復パーティションの跡地をデータ用パーティションの拡張に使いました。その結果、無事にシステムイメージが作成できました。

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私のPCの場合は回復パーティションが不要だったし、クローン前のHDDをそのまま残しているし、クローン直前のシステムイメージもあったので、回復パーティションの削除の影響で起動できなくなったとしても困ることはなかったでしょう。だから、思いつくままに操作してみました。しかし、回復パーティションが必要だったり、他の方法で起動できる状況にない場合は、リスクを伴うやり方であったろうと思います。

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それから、回復パーティションは工場出荷時に戻すために使われるので、使い込んだPCの状態を復旧するときには役に立ちません。日常的にバックアップを取っておいて、いつでも必要な環境に復元できる状態にしておくことは大切ですね。

いずれにしても、環境の復元は気の重い作業です。環境の復元だけを見れば、ソフトごとに異なるFDで起動していたDOS時代の方が気持ちが楽でした。

 

カテゴリー:備忘録:PC・ソフト
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