【雑記】 FMV Loox M/D 15 とLinux Mintでファイルサーバ

バーチャルマシンにLinux Mintを入れてみたらいい感じでした。Puppy Linuxを試していたFMV Loox M/D 15 にLubuntuを入れてSambaでファイルサーバ的に使おうと試みていましたが、いまひとつ使い勝手が気に入らず本気になれなかったので、Linux Mintに入れかえました。(デスクトップ環境を入れ替えればよいのでしょうが、まるごと入れ替えました。)

Lubuntu の時と Linex Mint にした後では、動きに有意な違いを感じません。古いだけでなく、もともとパフォーマンスが低いマシンだから、体感できるほどの差を感じないということかもしれません。十分に遅いです。

ところで、ファイルサーバ的に使おうと思った理由は以下です。

メインPCに常駐しているDropbox、Box、OneDriveはそれぞれ頻繁に使うので外せないと思っていました。しかし落ち着いて考えてみれば、私はクラウドを作業での直接的な読み書きには使わないので、メインPCに同期用のプログラムを常駐させずにファイルサーバで同期させて、サーバ上の同期対象ディレクトリをメインPCからネットワークで共有してもパフォーマンスは似たようなものであるはずです。そこで、Dropbox、Box、OneDriveともメインPCから外して、Loox M/D15上に置いてやろうと考えた次第です。

なお、Loox M/D 15の内蔵ネットワークアダプタは100BASE-Tなので遅いです。ちょろちょろっとしかファイルのやりとりをしない場合でも遅さを感じるので、ファイルサーバとして使う場合、ネックになるので、躊躇していました。あるとき、ドライバが対応しなくなってお蔵入りになっていた1000BASE-TのUSB2のネットワークアダプタ(IOデータのETG-US2)があることを思い出して、がらくた入れから掘り出して繋いでみたら、何の苦労もなく繋がりました。Loox M/D 15程度のパフォーマンスであっても1000BASE-Tで繋ぐのであれば、数分~数十分おきに平均的には数十MB、大きくても数百MBのファイル数個をやりとりする程度であれば、全くストレスがたまりません。

以下、素人が自分の要求を満たす環境を構築しただけであるので、詳しい人から見ると突っ込みどころ満載かもしれません。

 

インストールからファイルサーバ的にするところまでの手順

  1. Linux Mint の 32ビット版で起動USBメモリをつくります。
  2. 起動後、F11を押してブートメニューを出して、USBメモリから起動し、「Start Linux Mint」でLinux Mintを起動します。
  3. デスクトップの「Install Linux Mint」をダブルクリックして、インストールします。
    (手順は、Webのあちこちに書いてある通りです。ユーザを作るときに「自動起動」にしておくと、後が楽です。)
  4. インストールが完了したらシャットダウンして、USBメモリを取り外してから、あらためて起動します。
  5. Loox M/D15のキーボードは小さくて使いにくいので、Windowsから操作するためにWindows版のスタンドアロンのVNC Viewerをダウンロードし、さらにLinux mint側でターミナルで下記を実行してからVNC Viewerを起動すると(※)、苦労なく繋がりました。

    $ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false

    ※https://qiita.com/KentaKawamata/items/beee6bf54a24158db1bf を参考にしました。著者の方、ありがとうございました。

    以下は、VNC Viewerで操作しています。

  6. Dropboxのインストール
    DropboxのホームページからUbuntu版をダウンロードしてインストールするだけです。
  7. Boxのインストール
    下記を参考にインストールしました。著者さんありがとうございました。
    http://iamidleness.blogspot.jp/2016/05/box.html
  8. OneDriveのインストール
    下記を参考にインストールしました。著者さんありがとうございました。https://github.com/skilion/onedrive
    https://qiita.com/afj/items/61ca815aa37d87bd391d
    ただし、いつの間にか落ちてしまいます。ときどき、ps x で確認して、動いていなかったら、コンソールからonedrive -m で再起動させています。私はOne Driveを作業に使わないので(保管場所として使っているので)、これで十分です。
  9. デフォルトで表示されるWelcome Screenの「アプリ」からSambaをインストールしました。
  10. /etc/samba/smb.conf を編集して、共有するディレクトリを設定しました。これに関する手順は、あちこちの情報があるので検索すればすぐに分かります。
  11. sudo service smbd restart で編集後のsmb.confを反映させます。
  12. あとは、Windowsから繋ぐだけです。
  13. 一連の動作が確認できた後、蓋を閉じたら画面がオフになる設定に変えて、蓋を閉じたままで棚に置いてます。

 

VNC ViewerではDropbox、Box、OneDriveは下記のように表示されます。老眼なので、Loox M/D15そのものの画面はきついのですが、VNC Viewerは画面を拡大できるので楽です。
VNC Viewer Screen.png

その他、私は複数のPCで画面キャプチャしたりスキャンしたりします。スキャンしたファイルの後処理は1台のPCで行うので、DropboxのLAN内同期機能を使っていました。つまりDropboxをファイルサーバ的に使っていたわけですが、これらのデータを出先で使うことはないので、取り込み先をLoox M/D15に変えました。

 

Loox M/D15からのバックアップ

クラウドは、データがクラウドにあるわけだから細やかなバックアップは不要だし、キャプチャした画像もほとんどの場合すぐにメインPC上で処理するのでこれもバックアップは不要です。Windows側にバックアップ用HDDを繋いでいるので、Windowsからrobocopyで、1日1回、手動でミラーリングバックアップするために、下記のようなバッチファイルを作ってデスクトップに置き、気が向いたときにダブルクリックします。(バックアップ作業がブラックボックス化されるようなバックアップツールを何度か試したことがありますが、何となく不安なので、いまでも手作業で明示的に行うバックアップ方法を採っています。)

robocopy \\LOOX\Box Q:\_Backup_Cloud\Box /mir
robocopy \\LOOX\DropBox Q:\_Backup_Cloud /mir
robocopy \\LOOX\OneDrive Q:\_Backup_Cloud /mir

 

というわけで、Loox M/D 15は便利なファイルサーバになってくれました。

 

広告
カテゴリー:雑記

【雑記】 ATOKに戻る

長年使ってきたATOKが私にとって好ましくない方向に変化している気がして、昨秋、わりと評判がよいGoogle日本語入力に入れ替えて使ってみていました。

この頃、本を書く仕事をやっていました。当初はATOKよりマシな気もしましたが、2ヶ月でやっぱりだめかなぁと思い始めました。使い始めの頃は一発目の変換はATOKより良いか同等のような気がしていましたが、学習がいまひとつな感じで、それによるロスが増えました。

Google日本語入力を使い始めた頃にスマートフォンを買い換えましたが、日本語入力が気に入らないのでなんとかしたいと思い始めていました。

Google日本語入力に入れ替える前に使っていたATOKは2016で、ジャストシステムの説明によれば2017でわりと大きな変化があったようです。そこで、Android用のATOKを使用してみました。Google Playのレビューの評価がいまひとつだったので、敬遠していたのですが、悪くない、というより、良かったです。

そこで、ATOK Passportを契約し、PC、スマートフォンともにATOK 2017にしました。

Windows版ATOKは格段に良くなった気がします。まもなく2018へアップデートできるので、楽しみです。

 

 

 

カテゴリー:雑記

【教育】 ありがとうハザードと情報教育

ずいぶん前から、ありがとうハザードという浅はかな行為が蔓延していますね。強引に割り込むための免罪符として使う人もいてます。「ありがとう」と言えば、他人を危険にさらしてもよいのでしょうか。

ところが、ありがとうハザードは法律的には違法ではないらしいので、浅はかな行為だと言ったら怒る人がたくさんいそうです。

*

私は、自分が譲ったときにありがとうハザードをされると譲ったことを後悔します。なぜなら、ありがとうハザードをするということは、その運転手には、自分が出す情報の意味を考える力が欠如していると考えざるを得ないからです。経験的には、ありがとうハザードを出す人は、出さない人と比べると、他者に対する情報提供が下手であるという印象を持っています。たとえば、突如スピードを落として急にウィンカーを出して、後続車に回避行動をさせるなど。

*

話が飛びますが、ハザードランプのスイッチを、運転中に押しやすい位置にレイアウトするデザイナーもペケだと思います。現在の私の車は、A/Cスイッチのすぐ下にあり、手触りも形状も似ているので、たま~に間違えます。以前乗っていた車は、ハンドルの輪っかの向こうに、ひとつだけポツンと置かれ、グイっと押さないとスイッチが入らなかったので、他のスイッチと間違えることはありませんでした。

*

話を本題に戻すと、道路交通法に示されたハザードランプの使い方を見れば、自分の状況を公的に伝えることが目的であることが分かります。

一方、譲ってもらったときの挨拶は、当事者間だけで成り立てば十分です。

「後続の車の運転者たちが、自分のハザード点灯をどのように解釈するだろうか?」と考えれば、ありがとうハザードの無意味さとリスクは簡単に理解できると思います。

*

このような公的な情報提供手段と当事者個人間の情報交換手段の混同は、SNSにおいても見られますね。今の情報教育は、コンピュータやインターネットの中の情報に閉ざしていますが、上記のようなことも情報教育における重要な視点です。

*

脇道から前に入ってきた車が、ハザードランプのスイッチを押す操作のために、目の前で蛇行されたり、減速されたりするのは、本当に危ないし迷惑です。前に入ったら、まずは、流れにスムーズに乗ることを最優先させるのが正しいお礼の仕方です。譲ってくれた車は一台だけですが、それに続く車たちも速度を落とすとか、数秒待つなどのサービスをしてくれているわけですから、感謝すべき相手は一台だけではありません。その場にいる全員への感謝が必要であり、そのためにこそ、場を乱さないこと、運転中であれば、流れを素早く元の状態に戻すために自分が尽力することを優先させるのがマナーであるはずです。

ついでに言うと、譲ったときなどに、会釈をする運転手も怖いです。会釈するとき、視線が下に向きます。要するに、前方不注意の状態に陥るわけです。狭い道でのすれ違い時に、会釈しながら、車をこちらにすり寄せてこられたりしたら、怖くてしょうがないです。会釈も無用です。

*

場全体としての安全を図るためには、運転手が体を動かして行う感謝の行為は無用だと考えるのがよいと思います。

カテゴリー:教育

【備忘録・PC・ソフト】 IOデータHDEL-UT3BRBの中身

I-O DATA HDD 外付けハードディスク 3TB オシャレなデザイン 日本製 テレビ録画/USB3.0/mac対応 HDEL-UT3NVB の中身は下記でした。

TOSHIBA DT01ACA300 3TB 6Gbps SATA対応

5400回転だろうと思っていたら、7400回転でした。ありがたいです。

 

カテゴリー:備忘録:PC・ソフト

【雑記】 褒め言葉に困ったときは

先日、某新聞の記者さんから、ある建物について私が書いた文章の意味を知りたいという連絡があった。

詳細には記せないが、私の文章は、過去の様式との対比でその建物を褒めているように読めるはずの内容であった。

*

過去の様式との対比で語るのは、言うべきことが見つからなくて困ったときに便利な方法だ。もちろん、困った時ばかりではない。堂々と対比して語れるような優れたものの場合もある。しかし、とりたてて評価すべきポイントが見当たらない場合、「昔のこれこれのような感じである」と書けば、その対象が「良い」とも「いまひとつ」とも書かなくてすむのである。

数年以上前から、十把一絡げに「イケメン」とか「美人」という枕詞をつける風潮がある。

本当のイケメンや美人は、枕詞なしで直ちにイケメン、美人であることが分かるから、そういう枕詞が必要な対象は、「ビミョー」な場合、言い換えれば、評価に値するような美貌の持ち主ではないが真ん中よりちょっと上だと言っても、あえて否定する人はいないだろうという程度の対象に対して適用されているように見受けられる。

*

件の建物も同様だったので「様式的な云々」と書いたのだったが、記者さんはそれについての学問的な意味合いを質問してきた。無意味なツッコミではなく、文章をしっかり読んだ上での疑問だったので、ちょっと困ったが、正直に返答した。

「偏差値55くらいの対象をあえて褒めるためのレトリックなので深い意味はない」

そうしたら、私の真意をしっかり読み取ってくれたことが分かる返信が届いた。

*

このようなやり取りができたときは、自分の時間を割いたことを後悔しない、というより、むしろ楽しめて良い気分転換になったと感じる。

*

ところで、上記のやりとりのしばらく前、TBSの記者から、そのとき社会を賑わせていたことに関して取材の電話があった。ちょっと考えれば私が知るはずがないことは自明なのだが、この記者は手当たり次第電話をかけているのだろう。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式の取材から、まともな情報を得られるかどうかは疑問である。

*

そういえば、「ユニーク」も同様、困ったときに「それはユニークだ」と言っておけば場の空気を保てる。相手が分かる人だった場合、気まずくなりそうな気がしないではないが、経験的には「ユニークだ」のニュアンスを感じ取ってくれる場合が多い気がする。

 

カテゴリー:雑記

【教育】 日本人が書いた英文が載る英語教科書への違和感

高校生の娘の英文読解の予習を手伝っていたときのことです。

大変に読みにくい英文である反面、日本語らしい日本語に訳すのとてもが楽で、違和感を感じました。「これ、日本人が書いたんじゃない?」と娘に聞いたらその通りでした。その章の最初の方に、アメリカに留学した日本人が書いたことが示されていました。

大人になってから英語圏での生活を始めた日本人が書いた英文だったことから、発想や展開が日本人的で、英文としては読みにくい一方で、簡単に日本語に訳せたわけです。面白い現象でした。

この教科書には、その他にも日本人が書いたと思われる英文が出ています。いずれも違和感がある英文です。教科書にありがちな個人の生き方とそれがもたらす人生訓のような文章なので、その内容を学ぶこと自体は教育的であるでしょう。しかし、英語の学習に適しているとは思えません。この英文を読めるようになっても、応用はきかないでしょう。

著作権の絡みがあるとしても、英語は英語として学ばないと、文化を理解できません。言語の理解は、文化の理解です。

 

カテゴリー:教育

【雑記】 YouTube

ArchiCADとVectorWorksの操作例をYouTubeで公開しています。

https://www.youtube.com/channel/UC40AUGQ0_DGQmNNSEkuBvnw

当初は、執筆したVectorWorksの教科書の学習の補助教材として作り始め、その後、非常勤で教えている学校で、同じような質問がしつこく繰り返されて答えるのに気づかれすることや、授業時にしか指導できないことから、学生の補助教材として作った動画です。

説明文やナレーションを入れたら分かりやすいだろうと思いつつ、一人ほそぼそとやる時間的限界や、スムーズな操作を録画するときの緊張の大きさなとそれによる気づかれが要因で、いま公開している程度の品質が最大限です。それにもかかわらず、予想より多いアクセスがあり、やや驚いていました。

さらに、公開のしばらく後から、海外からのアクセスが増えていました。ArchiCAD、VectorWorksというソフトの本名で検索すれば、検索結果に並ぶので、外国の人がアクセスすることは不思議ではありません。そして、動画によっては、海外からアクセスの方が多かったりしたので、すべてではありませんが、動画に英語のタイトルと解説を付けるようにしました。

その結果、さらに海外からのアクセスの割合が増えています。

日常では、その存在すら忘れているような国々からのアクセス、私の小中学生時代は発展途上国と呼ばれていて「えっ、あの国ってPC使ってるの?」と思ってしまうような国々からのアクセスは、何かを再発見できたような気がして嬉しいものです。また20歳前後の人が多く、世界中で若い人が頑張っている感じが伝わってきて、そのことも嬉しく思います。

 

息子が自分のピアノ演奏をYouTubeで公開しています。なかでも『花は咲く』は評価が高く、検索上位に出現するし、被害にあったらしい方からの気持ちが込められたコメントもあります。私のYouTube動画ではそんなことはありえませんが、世界中の人とのちょっとした触れ合いはなかなか良いものだと感じます。

 

カテゴリー:雑記
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。