【教育】道路看板を「岡山空港」から「岡山桃太郎空港」に書き換えるという愚挙

地元の空港の名称が、いつのまにか岡山空港から岡山桃太郎空港に変わったようです。

何でもかんでも、名称に「桃太郎」を付けること自体が幼稚で、地元民として恥ずかしいかぎりですが、道路の案内看板が「岡山空港」から「岡山桃太郎空港」に書き換えられつつあります。

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これ、愚挙としか言いようがありません。

地元民として恥ずかしいから、愚挙だと言っているわけではありません。

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運転中は、常に変化する多様な情報をインプットしながら、適切なアウトプットをする必要があります。「岡山空港」だけで事足りる情報に対して、「桃太郎」という3文字分多い情報を読まなければならないこと、つまり、そうでなくても脳味噌が忙しい運転中に、コンマ数秒の無駄な時間を費やして、何の役にも立たない情報を読みとなければならないことの危険性を、看板を書き換えた人たちは理解していないはずです。事故はコンマ数秒の思考の攪乱によっても生じるわけです。

この愚行は、オリンピックのエンブレムの盗用騒動を思い出させます。日本におけるデザイン教育の不足と、それに起因する日本人のデザイン思考の欠落が露呈した出来事だと思います

さらに言えば、「岡 山 空 港」とほどよい間隔で並べられていたのと同じ幅に「岡山桃太郎空港」と無理矢理突っ込んだため、字間が詰まりすぎて読みづらくなっています。

このように「税金を投入して人々を危険にさらす」ことを愚行と呼ばずしてなんと呼べばよいのか、、、、。

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「岡山桃太郎空港」という幼稚な名称に喜んでいる岡山県民がたくさんいるとは俄には信じがたいし、機長さんやキャビンアテンダントさんも「まもなく岡山桃太郎空港に到着します」とか笑いをこらえながらアナウンスするのは苦痛でしょう。岡山桃太郎空港に限らず全国的に恥ずかしいネーミングが増えているようですが、こういう名称は幼児か相当の年配の人に由来するケースが多いみたいですね。

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ところで、Wikipediaによれば「開港30周年を記念して「岡山桃太郎空港」の愛称を制定」したそうです。正式名称でないことを喜びたいところですが、道路の案内看板のような公的な情報の提供媒体に「正式名称」ではなく「愛称」を使っているということですか? (・・;)

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【雑記】元号は代わるが、時代は変わる?

20世紀が終わろうとする頃、20世紀なんとか辞典という書籍が出版されました。タイトルを見て「アホか?」と思いました。ちょうどその頃、ある雑誌にブックレビューを書いていたので、編集者に頼んで件の辞典のレビューを書かせてもらいました。内容は良い本だったので好意的な内容のレビューになりましたが、20世紀がまだ1,2年残っている時点で20世紀なんとか辞典として20世紀を括ってしまう軽率さは指摘しました。まだ終わっていないものに対して「20世紀○○」と括るのは販売戦略としては適切なのかも知れませんが、そのようなタイトルの本に関与した執筆者たちには憤りを感じました(「企画は面白いので参画するが、20世紀が完全に終わるまで待て!」と言った執筆者はいなかったのか!という憤りです)。

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今日で平成が終わります。

元号世の中では「新しい時代になる/新しい時代が来る」と言う人がいたり、あるいはこれまでの約30年つまり平成という元号に含まれる期間をひとつの「時代」として括る人もいるようです。

2019年に元号が代わることから新しい時期の始まりとして人々は今年を語るようですが、元号が代わらなかったら今年は2010年代の終わりとして語られただろうと思いますが、それはさておき、元号が代わるからといって直ちに歴史が変わるわけではありません。歴史は、今の私たちが積み上げられた過去の事実を振り返ったときに、今の私たちに必要なものとして見えるものです。その見え方によって時代区分は揺らぎます。

少なくとも数十年を待たなければ、平成をひとつの時代区分として扱うことが適切であるかどうか分かりません。現在から見たとき、明治や昭和をひとつの時代区分として括るのは適切ではありません。大正は明治末期から昭和初期を合わせたら、平成は昭和末期と令和初期を合わせたら、ひとつの時代として括れそうですが、このような短期的な括り方は今の自分たちに近い時期だから可能なだけで、数百年経ったら現在の私たちには想像も出来ない時代区分で歴史が把握される可能性が高いと思います。

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元号は、一種の普遍性を感じてしまう西暦と同じく、人が自分たちの都合で貼り付けたラベルにすぎないわけですが、元号が代わることが人々の気持ちに与える影響は否定しません。というより、必ず影響があるだろうと思いますが、それがバラエティ番組的なバカ騒ぎに終始しないことを願います。

 

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【教育】2020年から小学校でプログラミング教育が必須になるそうだが、、

2020年から小学校でプログラミング教育が必須になるそうです。

これについては、小学校を中心としたプログラミング教育ポータルが公開されています。充実した、面白いサイトです。

私自身のプログラミング学習経験から言えば、将来の職業や生活と無縁であったとしてもプログラミング学習はとても役に立つと思うので、大きく期待します。

一方で、指導する側がプログラミング学習の向こうにあるものをしっかり見ていないと、現在の情報教育のように「Wordで文字は打てるが文章を書けない人」、「PowerPointでパタパタめくり絵を作れるが、プレゼンできない人」、要するに特定ソフトウェアのオペレータ(それも低レベルのオペレータ)を量産するだけに終わります。子供たちの貴重な時間を無にしないように、指導する側は、ぜひともがんばってください。

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【雑記】中島義道氏と、ロブ・グリエの『消しゴム』

我が家ではよくある後継ですが、息子が読んでいる本が床に転がっていました。パラパラっとめくったら面白かったので、しっかりと読みました。これが「中島義道」という名前の哲学者をはっきりと認識したきっかけです。息子が持っていた同氏の著作数冊にさらさらっと目を通しましたが、納得・同感・共感できる内容がとても多いのに驚きました。

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ずっと昔から、私は、街中(とくに店舗内)のBGMが大嫌いです(音楽は大好きですが、BGMのように無理矢理聴かされる音楽は嫌いです)。あるとき(出版年を確認したら1996年)、『うるさい日本の私』という本の出版を新聞広告で知って強い興味を持ちましたが、まだオンライン書店もなかった時代で、丸善も紀伊国屋もないような街に住んでいたので手に取ってみることもできず、そのまま20年以上が過ぎました(当時の立場からは、附属図書館に入れてもらうこともできたことに今さらながらに気付きました)。

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数ヶ月前、息子にオンライン書店で古本を注文して欲しいと頼まれました。送料無料にするために自分用に何か買おうと物色していたら、『騒音文化論 なぜ日本の街はこんなにうるさいのか』という本が目に入りました。これを買うと送料が無料になるので注文しました。

届いてから初めて著者名を確認したのですが、なんと中島義道氏でした。そして、『うるさい日本の私』も同じく中島義道氏が著したことを知りました。『騒音文化論 なぜ日本の街はこんなにうるさいのか』を読むと、中島義道氏と私のうるささの感じ方が非常に似通っていることが分かりました。感覚の近さが中島義道氏の著作で納得・同感・共感できる部分が多かった理由でしょう。

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大学時代、フランス文化論を教わったペシャール先生がアラン・ロブ=グリエの『消しゴム』の概要を図解しながら「ぜひ読みなさい」とおっしゃいました。原著は辛かったですが、翻訳と対照しながらなんとか読み通しました。文学者に叱られそうな要約をすると「偶然の作用であたかも時間がループしたかのような出来事が起きる」話ですが、私にとっての中島義道氏の発見(それとも再会?)はそれと似たような体験です。(右図はペシャール先生の図解を思い出しながら、Vectorworksで描いたもの。)

 

 

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【雑記】久々にApple文化!を感じたできごと

機器やソフトのトラブル、不具合、故障など、何に於いてもサポートに電話して不快な目に遭うよりは自分で何とかする方が精神衛生上好ましいので、極力、自力解決することにしています。しかし、自分の手ではどうにもならないこともあります。

今回は、家族所有のiPod touchのために、アップルのサポートと電話で会話しましたが、「アップル文化」を感じました。

このiPod touch (6th)は購入後3年弱ですが、バッテリーが膨らんで、裏蓋がプカプカと浮くようになりました。どうやらこのモデルに多い問題のようで、インターネットにはいくつもの情報がありました。修理を依頼すると、バッテリー交換という名目の本体交換になるそうで、メーカーに送付して修理してもらいます。近くにアップルストアがないので、オンラインで申し込みました。このとき、クレジットカードで支払い、業者の引き取り時刻を指定しました。ところが、指定した日時に集荷業者が来なかったので、指定日時の翌日、アップルのサポートに電話して確認してもらいました。

このときは「最大で24時間の遅延がありうるので、今日の夜には集荷されるはず」との回答でした。一回目かつ数分内に繋がったのは良かったですが、家電量販店のパソコン売り場の半ヲダク店員みたいな「俺様ほんとは偉いけれどお客様の手前へりくだってみてますよ~」という喋り方で一刻も早く電話を切りたかったので、そそくさと会話を終わらせました。その日も待ちましたが、集荷業者は来ませんでした。

その後毎日何度かサポートに電話しました。なかなかつながらないため断念を繰り返していましたが、当初の申し込みから六日後の今日、ようやく通じました。

電話は通じましたが、話が通じません。日本語の単語の意味は不正確、話の脈絡(時系列の前後関係)はぐちゃぐちゃでした。

特徴的であった点をかいつまんで記録しておきます。

  • 当初申し込んだ修理については、当たり前ですが、アップル側で確認できました。そこであらためて集荷日時を設定してもらうことになりましたが、話しているうちに分かったのは「当初の申し込みはキャンセル、別件として新たに申し込む」という流れになることでした。申し込んだ修理をそのまま進めるという印象を与える話の流れだったので、突如出てきたキャンセルという言葉に驚きました。最初からそのように言うべきでしょう。
  • 私の側に手続き上のミスがあったかもしれないので、申し込んだ修理が進んでいない(=集荷に来ない)理由を質問しました。これに対するサポートのグダグダを要約すると、「原因を究明するつもりはない」ということらしいです。アップル側としては、別件としてゼロからやり直しすのだから、すでにキャンセルとなった当初の申し込みはもはや関係ないということなんでしょうか。私は、同じiPod touchの修理を申し込んでいるのだから、まとめてひとつの話なんですよね。
  • 上記のような質問は想定されていないのか、とにかくグダグダと意味不明のことを言っていましたが、はっきりと意味が分かったことの1つに「カードの登録がうまく言っていないケースもある」ということで、これはつまり、私がなんかミスをしたと仄めかしていたのでしょうか。しかし画面にははっきりと完了と示されていたのです。申込時に「カード番号を入力して支払い」をしましたが「カードの登録」はしていません。「カードの登録」と「カードによる支払い」は明らかに別のことで、実は、この問題は後で再浮上します。
  • 集荷日時の再設定(アップル側から言えば、新規申し込みにおける集荷日時の設定)については、すでに一週間近く待たされているので、「今日の夜」の可否を問うたら「私(=スタッフ)が10時までに手続きを終えれば可能」だとのことでした。この時点で10時まであと20分を切っていたので、急ぎました。住所などをあらためて伝えるなどの一連の作業が終わってほっとしたら、サポート「ではカード登録のURLを記したメールを送りますので、カードを登録してください。10時までに登録すれば、今日の夜に集荷できます」、私は目が点になりました。私「私の手続きを10時までに終わらせなければならないのですか?」、サポート「そうです」。さらに「間に合えば今日の夜の集荷ですが、遅れた場合は明日の午前中の集荷になります」。いや、「私、さっき『10時までに手続きを終え無ければあ今日の夜の集荷ができないのであれば、10時まであと10分ほどしか残っていないから、今から始めると10時までに終えるのは困難かもしれないから、明日の夜にしてくれてもよい』と言ったでしょ!」と突っ込む時間がなかったので、そのまま電話を切りメールを待ちました。
  • メールが届くまでに2,3分かかりました。リンクボタンをクリックすると「Page Not Found」、9:58になった時点でようやくリンク先が開きましたが、カード情報や住所等をゼロから入力しなければなりません。住所はIMEに単語登録してあるので素早く入力できます。ところがエラーが返されました。IMEの変換キーを叩いて最初に出た全角で番地を登録した住所を入力していたのですが、どうやら半角でないとダメみたいで、入力しなおしになりました。画面上のどこにも半角にせよとの指示はありませんでした。仮にどこかに記されていたとしても、瞬時に分かるような位置でなかったことは確かです。で、私の登録が完了したのは10:01でした。
  • この作業で気付いたことがありました。サポートが繰り返し「登録」と言うので、上では「登録」という言葉を使いましたが、手続きの中で実際に行っているのは「カードによる支払い」です。どうして「登録」という言い方をするのか解せません。修理完了の時点でカードから引き落とされるので「登録」と言う言葉を使ったのかもしれませんが、サポートとの会話では、引き落としのタイミングについては何も言われませんでした。
  • オンラインでの登録が終わって完了のお知らせメールが届きました。送信時刻が10:00だったので、ぎりぎり間に合ったかな?とほっとしていたら、数分も経たないうちに電話が鳴りました。受話器を取ると、件のサポートです。「登録時刻が遅かったので、今日の夜の集荷はできません。さきほどのはキャンセルになるので、あらためてメールするから、もう一度カード登録の手続きをしてください」。しばらく、呆れて声が出ませんでした。私が「だから前の電話では、時間的に困難なら明日の夜の集荷にしてくれと言っておいたでしょう。これってあなたの落ち度でしょう。また同じことを最初からやらなければならないのですか?」というと、すみませんを繰り返しました。こういうときはとにかく謝れというのはおそらくマニュアル通りの対応なのでしょう。でもね、謝っても、あなたのせいで私が失う時間は返ってこないのですよ。
  • で、ついでに言いました。「『カードを登録する』とあなたは言うが、画面では『カードでの支払』が要求され、確認メールでは『お支払いの手続きが完了した』の旨記されている。登録と支払いでは意味が違うが、どうして登録という言い方をするのか?」と問うたら、「すみません」というような返事でした。これもマニュアル通りで、分からない質問には謝れということなのかもしれませんね。いずれにしても、直前の『登録』によってすでに『支払い』が終わっているのに、再度『登録』しろということは前の『支払い手続き』がきちんとキャンセルになっていなければ二重払いになる心配があるから、そこをちゃんとしてくれるのかとも質問しましたが、なんとなく曖昧な返事しかありませんでした。現実的に二重払いになることはないでしょうが、『支払い』を『登録』という言葉にすり替えているから、こういう問題にも気づけなかったのかなと思いました。
  • それから、住所等をオウムのように繰り返させられるので、「当初の申し込みで、私の住所等はすべて分かっているはずなのに、どうして繰り返す必要があるのか」と質問したら「個人情報保護の観点からムニャムニャ」だそうです。アップルの言う個人情報保護は、手術の同意書と同じく、ユーザや患者を守るためではなく、自分たち企業や医師の保身のためであることがはっきりと分かりました。(そうではない企業を探す方が難しいですが。)

アップル側は通話を録音しているそうだから(※)、概ね上記のようなことを話したのは事実であることをアップル側では確認できると思います。

何よりも「キャンセル」、「カード登録」、「個人情報」など、言葉の使い方が曖昧かつ軽率すぎることは、これは紛れもないファッションメーカーであるアップル社らしく、こういうのがまさに「アップル文化」だなぁと思いました。

アップル社は、私が始めてMacを買った1990年代前半は、好感の持てる会社でした。ところがハンバーガー屋さんが社長になった頃からのアップルに対しては「なんだかなぁ、、、」と思うわけです。Mac、iPod、iPad、どれも良い機械で、やむを得ず所有していますが、本当はアップル社が売っているという理由で買いたくないです。

 

(※)アップルに限りませんが、最初に「この通話は録音させていただいています」というメッセージが流されることが多いですよね。「させていただく」って、いったい誰の許可を取っているのでしょう。私は許可した覚えはありません。「させていただく」が敬語・丁寧語だと勘違いしている無思考の輩が増え、もはや一般化してしまった気配ですら、いまだに気持ち悪いです。でも、複数の学校教員が「させていただく」を頻発するシーンを何度も目の当たりにしてきたので、気持ち悪さに堪えながら一生を終えるしかないのだろうと諦めています。「させていただく」は、責任逃れの表現でしかないのですよね。「この通話は録音したしますが、それに意義がおありであればお申し出ください。検討いたします」のように言ってくれたらありがたいです。

 

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【雑記】MacのHDDのBootcamp領域がWindowsマシンで認識できた

他の記事に書いたように、先日、Mac mini のHDDをSSDに交換しました

Bootcamp領域はWinCloneでバックアップと復元を行いました。念のために、Bootcamp領域内のデータファイルを別の外付けHDDにバックアップしていました。

SSD交換後、Mac miniは問題なく動いているので、Mac miniから取り外したHDDを再利用しようと思い、ラトックシステム USB – SATA 変換アダプター REX-U30ST3-AでWindows PCに繋げました。

HDD内のデータは不要だからフォーマットしなおそうと思って「ディスクの管理」を起動したら、Bootcamp領域にドライブ名が付いていました。「あれっ?!」となってエクスプローラで確認したら、たしかにしっかりと認識されていて、そのまま読み書きできました。これまでは特に考えることなくBootcamp 領域はMac世界の一員だと思っていたので、新鮮な驚きでした。

つまり、Mac miniで遅いUSB2.0の外付けHDDで待ち時間を我慢せず、取り外したHDDをREX-U30ST3-AのようにUSB3.0で繋げるアダプタを使えば、もっと短時間でデータのバックアップをとれたはずだったということです。問題なのはMac miniから手軽にHDDを取り外せないという点です。

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【雑記】Bootcamp入りMac mini (mid 2011)のHDDをSSDに交換

2011年式のMac miniはいまでも現役で、BootcampでWindows 10マシンとして使っています。HDDが遅いのでSSDに入れ替えたいとは思っていましたが、Bootcampで使うために、オリジナルHDDの500GBと同等の容量が欲しいけれど、その程度の容量のSSDは(2011年式に積むには)高かったので安くなるのを待っていました。ようやくそれなりのメーカー製が8000円を切るようになってきたので心が動いていました。

昨年末ごろからWincloneでバックアップしようとしたら、エラーが出るようになりました。調べてみるとWindows側のドライブに問題がある場合に出るエラーだったので、Windows側で「chkdsk /f」をやって修復したらWincloneできました。ところが、その後、Wincloneしようとする度に同じエラーが出ます。Crystal Disk InfoでS.M.A.R.T.情報を見たら、「代替処理保留中のセクタ数」に黄信号が灯っていたので、ついに交換を決意し、Dell XPS 8900に入れて調子の良かったADATAの下記を購入しました。

ADATA Technology Ultimate SU650 SSD 480GB ASU650SS-480GT-C

バックアップ

Bootcampを使っているので、macOSのバックアップとBootcampのバックアップの2つが必要です。

macOS

Time MachineのバックアップがあればOKです。

Bootcamp

 

私は日常的に(2ヶ月に1回くらい)Winclone 6 (現在の最新版はバージョン7)でバックアップしています。交換に先立って、あらためてバックアップしました。なお、Wincloneのバックアップにはものすごく時間がかかるので、Windwosのデータを一時的に外付けHDDに移動してから、2回、Wincloneしました(Wincloneでの復旧はこれまで何度かやっていますが、バックアップが壊れている(?)ことがあったので、念のためバックアップを2つ取った次第です。)

Windowsのデータ

以下の2種類のバックアップを外付けHDDに取りました。

  1. 通常のコピー
    (といっても、私はこのような場合はFastcopyを使います。)
  2. EaseUS Todo Backup Workstation
    Free版でも大丈夫です。

2をやらなくても(1だけで)十分だと思いますが、心配な場合は1を他のPCにコピーしておくと良いと思います。

交換

交換作業については「Mac mini 2011 HDDをSSDに交換」のようなキーワードで検索するとたくさん情報が出てくるので、ここには記しませんが、見つかった情報を3つ4つ読んでおけば安心して作業できます。私の場合、作業時間は20~30分でした。

なお、特殊な(日常的でない)ドライバーが必要で、私は趣味で購入していたサンワダイレクト ドライバーセット800-TK035 を使いました。この中には、作業に必要なT8が含まれていませんが、私は以前から持っていたので困りませんでした。これから買おうという人は気をつけてください。

システムの復元

不思議なこと

実は Dell Inspiron 11 も同じくSSDへの交換を考えているので、購入したSSDはまずInspiron 11 の方を交換してみました。こちらは通常のWindowsのドライブ交換だから作業はあっけなく終わり、SSDの速さを満喫できました。Mac miniのドライブに不具合があることから、Mac miniの交換優先順位が高いので、Inspiron 11 用にクローンされた状態のまま、Mac miniに入れました。

起動したらそのままInspiron 11 用のWindows 10が起動してしまいました。ということは、Mac miniにmacOSを入れずに、そのまんまWindowsマシンに仕立てられるということかもしれませんが、Windowsのライセンスの問題もあるから、それ以上は試していません。

Time MachineからmacOSの復元

あまり考えないままに復旧のおまじないであるCommand+R(私の場合は、Windowsキーボードなので、Windowsキー+R)を押しながら起動しました。そうしたら自動的にインターネットに繋がって、インターネットリカバリー(?)が始まりました。時間がかかりそうなので、犬の散歩に出かけ、帰って見ると、お馴染みのmacOSユーティリティが起動していたので、「Time Machine バックアップから復元」を選んで、あとはメッセージ通りに進めました。

macOS側はたった数十GBしか使っていませんが、復元には1時間弱かかりました。完了後、無事起動したので、次はBootcamp領域の復元です。

 

WincloneでBootcampの復元

Wincloneの使い方通りに進めます。

まずはディスクユーティリティで、Bootcamp領域を確保します。このときフォーマットはFATにしておきます。

次にWincloneを起動して、バックアップイメージを選んでrestoreをクリックすれば、後は待つだけ、のはずでしたが、SIPなんとかかんとかというエラーが出て進めませんでした。

対策がWincloneのサイトに出ているので(下記URL)、その通りにやったら、無事に復元できました。

https://support.twocanoes.com/hc/en-us/articles/204838719-Winclone-and-System-Integrity-Protection

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面倒くさいので交換後のベンチマークを取っていませんが、感動的に速くなりました。リモートデスクトップで使うことも多いですが、これまではWiFiのせいだろうと思っていたモソモソ感がなくなったことから、Mac miniはHDDが元凶であったことが分かりました。2011年式とはいえCPUは腐ってもi5だし、RAMも8GB積んでいるので、当分の間、現役で使えそうです。

MacでWindowsを動かすにあたって、macOSとWindowsの切り替えが楽だという点でParallelsやVMWare Fusionにも興味がありました。しかし、SSDに交換して起動が高速化したので、macOSとWindowsの切り替えがそれほど苦にならなくなったし、長い間、macOSを起動するのはWincloneするときだけなので、もはやParallelsやVMWare Fusionは必要なさそうです。

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