【雑記】Linux Mint機のオーディオマシン化
2022/11/1のAmazon Music Primeの仕様変更で、音楽の聴き方を変える必要が生じました。変えると言っても、昔のようにCDやレコードで聴くのと似た状態に戻るだけです。(→これに関する別記事)
だからというわけではなく、昨日何となくLinux関連の情報収集していたとき Ubuntu Studio というマルチメディアの作成に特化したUbuntuがあることを知り、さっそく仮想マシンで試してみました。Low Latencyなカーネルを使っているので音質も向上するとかでその技術的背景は分かりませんが、私はマルチメディア系の作業は慣れているWindowsでやりたいので Ubuntu Studio がもたらす恩恵は音質向上だけのような気がしました。しかしそれは重大事でもあります。 Ubuntu Studio のデスクトップ環境も好きではないので、デスクトップ環境をCinammonにできないだろうかと調べていたら、下記の素晴らしい記事に行き当たりました。
音質向上のみ目的があれば慣れ親しんでいる Linux Mint 使いたいという気分からは、ドンピシャの記事です。上記の記事をお書きになった方はでMateをお使いですが、Cinammonでできないはずがない内容だったので、先日Linux Mint化したばかりのMac miniとDell Inspiron 11 3185の2台のLinux Mint機を上記の記事に従ってオーディオマシンに仕立てました。
とりあえず2台とも数年前に買ったラトックシステムのREX-K2496U経由でBOSE 111AD(+パワーアンプ 1705)でCDをリッピングしたWAVファイルを聴いてみました。Linux Mint機をオーディオマシンに仕立てる前から、これらの機器を使っていましたが、オーディオマシンに仕立てた後の方が、気のせいと笑われるレベルかもしれませんが音のきれいさが向上した気がします。
ついでに言えば、Mac miniより Inspiron 11 の方がやや野太く、Inspiron 11よりMac miniの方がやや繊細な印象です。ものすごく大げさに言えばMMカートリッジとMCカートリッジの相違を小さく小さくしたかのような違いです(こういう聴き比べをしたのは今回が初めてなので、Low Latencyのカーネルに入れ替えた結果かどうかは不明です)。
なお、気のせいレベルの音質向上であっても、長時間聴いた後の疲労感はぜんぜん違うものですね。