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【備忘録:PC・ソフト】elementary OS 6.1のインストール(トラブル回避策も)

microSDカードがまだまだ高価だった頃、旅行時のドライブレコーダー映像保存のために購入したInspiron 11(3185)はmicroSDカードの値下がりによって使用頻度が激減し、一時期は子供が大学通学時に使っていましたが、オンライン授業のおかげで使用可能機種の制約が緩くなりiPadプラスBluetoothキーボードを持ち歩くようになって以来、適した使いみちが見つからずときどき遊んでは放置するを繰り返していました。夏に一週間ほどの長距離ドライブ旅行をすることになって、手持ちの128GBのmicroSDカード3枚では不足しそうなので(1枚あたりの録画可能時間は10時間ほど)、再びInspiron 11をファイル保管に使おうと考えました。Inspiron 11には数か月前にWindows 11を入れてみました。Windows 10より画面タップの反応は心持ち良いけれど、相変わらず使いたくないレベルの遅さなので、一月ほど前にChrome OS Flexを試しました。使いみちはありそうである一方、あちこちが好みではなかったので、今度は軽量Linuxを入れることにしました。とりあえず使い慣れたLinux Mintを入れてみましたが、Inprion 11ではいまひとつ冴えない見栄えなので、インタフェース(デスクトップ環境)が何となくMac風でタッチ入力を活かせそうな雰囲気を醸し出しているelementary OSを試そうと考えました。

実はelementary OSは以前VMware Workstationでインストールに失敗して諦めたことが何度かあります。「elementary OS インストールできない」で検索すると私が突き当たったのと同じ事例がいくつも見つかります。今回、性懲りもなく再挑戦してみた次第です。そして、いつもPC本体にインストールする前に仮想マシンで試すので、今回もInspiron 11へのインストールに先立って仮想マシン作成を再挑戦しました。

インストールとインストール中の問題の回避方法

そもそもelementary OSは仮想マシンでの稼働を保証してないのでトラブルがあってもやむをえません。その前提のもと、仮想マシンへのインストールにあたってよくあるらしい問題の1つは言語選択画面が見切れる問題で、インターネットで探せば回避方法が見つかりますが、これを回避できてもインストール途中で止まってしまうという2つ目の問題に突き当たります(2つ目はPC本体へのインストール時にも生じます)。今回はわりと適当にやった結果として、これらの問題をスルッと回避できました。

1)起動時の言語選択画面が見切れる問題は、新規仮想マシンを作った後、仮想マシン設定を開いて詳細設定の中のファームウェアタイプをBIOSからUEFIにしたら解消しました。(PC本体へのインストールではこの問題は生じません。)

ファームウェアタイプ=BIOS

ファームウェアタイプがBIOSの場合、このように見切れる

仮想マシンのファームウェアタイプ設定をUEFIに

ファームウェアタイプをUEFIに変更すると大丈夫

2)1)が解消したので意気揚々と「日本語」を選択して進めたら、何度やっても同じタイミングでインストールが止まります。そこで「English」や「Francais」で進めてみたらスルッとインストールできました。そしてインストール後の再起動時に言語設定を「日本語」に設定し、起動後に言語、キーボード、日時などが日本用に設定されているかどうか確認し、必要に応じて変更すればOKです(私の場合は、キーボードがインストール時に設定した言語用に、また日付と時刻が「位置情報に基づいて設定」のままだとロンドン時刻マイナス一時間になっていました)。

あとはお決まりのsudo apt update, sudo apt upgrade, sudo apt autoremoveをターミナルから順次実行すればインストール完了です(アップデートは初期起動時に表示される「ようこそ」画面を読み進めると出てくるApp Centerでも行えます)。また陰鬱なダークエイジドラマ風のデフォルト壁紙の変更も、日本人的には必須でしょうか。

VWwareの場合は下記も忘れずに(VM Toolsのインストール)。

sudo apt install open-vm-tools

あとは好みのブラウザをインストールしたり、不要なソフトウェアを削除したり。ちなみにChromeやEdgeはApp Centerでは見つからなかったので、それぞれのサイトからdebファイルをダウンロードして行いました(debファイルのインストール手順は下記の「Teamviewerのインストール」を参照してください)。ChromeやEgdeのことを悪く言う声もありますが、MosaicやNetscapeからブラウザを使い始めた私はどちらも良いブラウザだと感じています。とはいえインストールしてみたものの、Inspiron 11では十分遅いのでアンインストールしました。

またWindowsマシンとファイルをやりとりするためのSAMBAインストールはお定まりの手順でOKです。

Inspiron 11の場合の補足

  • USBの有線LANアダプタで有線LANにつなげた状態でインストールしたので、WiFi環境で上記のように進むかどうかは分かりません。インストール後のWiFi接続設定は問題なく完了しました。
  • 標準ではタッチパッドの右クリックが「マルチタッチ」がデフォルトなので、タッチパッド右下の物理ボタンが効きません。これを使う場合は「システム設定>マウスとタッチパッド>タッチパッド」の「物理副ボタンクリック」の設定を「タッチパッドの右下」に変更します(下図)。

Teamviewerのインストール

Inspiron 11はキーボードが小さく入力ミスしがちなので、持ち歩かないときはデスクトップPCからTeamviewerでつないで作業します。まずTeamviewerのサイトからUtunbu、DebianのX86用のdebファイルをダウンロードします。Linux Mintは最初からパッケージマネージャが入っているのでdebファイルダブルクリックでインストールできますが、elementary OSの場合はパッケージマネージャをインストールするところから始めます。

sudo apt install gdebi

gdebiのインストールが完了したら、ダウンロードしたTeamviewerのdebファイルを右クリックして、パッケージマネージャで開いてインストールすれば完了です(Windowsのアイコン右クリックでプログラムで開く要領と同じ)。

パスワード入力なしでの自動起動

Ubuntuや派生Linuxはインストール時にパスワード入力なしの自動起動を設定できますが、elementary OSの場合はインストール完了後に「システム設定>ユーザーアカウント」で設定します。

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ドライブレコーダーの映像を保管することから内蔵ドライブの容量が大きい方がよいので、我が家に余っていた2.5インチHDDの中で最大容量の500GBを使いましたが、SSDであればかなり快適になると思います。しかし新しく512GBとか1TBのSSDを買うよりは、我が車のドライブレコーダーで使える最大容量の128GBのmicroSDを数枚買い増した方が安上がりなので、今回の目的のためにSSDを試すつもりはありません。(同様に、microSDカードが増えすぎても困るので、遅いと分かってHDDを使った次第です。)

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そんなこんなで、この状態で一夏使ってみようと思っています。

ところでInspiron 11の内蔵ドライブ交換はネジ十数本を外すので面倒ですが、ネジを外した後は裏蓋をパリパリっと外すせば容易にドライブに到達できます。なおかつネジを外していても裏蓋が外れないので、ここ半年くらいはネジを付けずにいて、上記の作業は手持ちのドライブを差し替えながら行いました。したがって、Windows 10、Linux Mint、Chrome OS Flexそれぞれのドライブが残っている状態です。いつでもOSを切り替えられるし、ドライブを持ち歩けば出先で必要なOSを使えますが、私の場合はその必要はありません。(空き領域を少しでも確保するためにデュアルブートは考えていません。)

しかしInspiron 11(8135)のパフォーマンスからは、出来ることが明快なChrome OS Flexが最適かな?と思います。

カテゴリー:備忘録:PC・ソフト
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