【道具】ATOKをやめて4か月
すでに記したように、ATOKがサブスクリプション版のみになったのを契機に使うのを止めました。それから約4か月が経過しました。
20年近くに渡って使っていたATOKから離れることに対してある種の恐怖を覚えていたわけですが、ATOKをやめて4か月経った今、MS-IMEでほとんど何も困っていない自分に気づきます。当初はMS-IMEがだめならGoogle日本語入力を試そうかとも思っていましたが、当面はこのままMS-IMEを使い続けそうです。
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今から思えばATOKからMS-IMEへの移行は普段使いの茶わんを買い替える程度の相違でしかありません。何年も前からATOKの変換に馴染めなくなっていたので、拝観料のつもりでバージョンアップするなどという気取った大義を持ち出さず、もっと早くやめてバージョンアップする代わりにおいしいケーキでも買えば良かった思います。
考えてみれば、私はIME以外のソフトウェアは割と未練なくズバっと切り替えてきていました。たとえばメインとするCADの入れ替えには、操作体系だけでなく、そのCAD自体の設計コンセプトの相違にも対応しなければならないわけで、IMEの入れ替えよりずっとずっと大変であるはずですが、入れ替える目的がはっきりしていたので何も困りませんでした(もちろん十分な量と質の初期学習は必要でした)。おそらく、Fixer3から他のFEPに入れ替えたときに感じた愕然とするほどの落差のイメージがこびりついていたことが、IME入れ替えに対する恐怖として私の中に残っていたようです。
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