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【教育】応用する力

ここ10年くらい、良く言えば「良い子」である学生さんの割合が増えてきました。「良い子」の意味は「言うことを良く聞く」という意味です。

ところが、「言うことを良く聞く」半面、「言ってないこと」に対しては情けなくなるような状況です。「言ったことはできるが、それを応用して言ってないことをすることができない」学生の割合も増加しています。次に記すのは、そのひとつの事例です。

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YouTubeで、BIMソフトの学習用動画を配信しています。

ある動画では、お面(マスク)の作成と目や口の形や位置の変更をネタとして、「扁平なドーム形状の作成法と、開口部作成と編集の方法」を示しています。建築設計において、この操作手順と考え方は応用範囲が広いです。

ところがこれを練習してくれた建築を学ぶ若い人から「わりと簡単にできたが、今後、自分はお面を作ることはないので、将来、この方法を使うことはないだろう」という内容のコメントがあって呆然としました。(@_@)

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配信している動画はBIMソフトの使い方の事例なので、当然ながら、ある特定の形状や特定の寸法を用いて説明しています。用いるツールや操作の手順が身につけば十分だから、形状や寸法は好きにやってもらいたいと私は思っています。だから、建築設計分野の人は一生作ることがないであろう「お面」をネタにしたりしているわけです、いや、正直に言えば、応用力の欠如は事前に分かっていたので、建築設計としてはありえない「お面」をネタにすることで、逆に建築的な形状への応用に向かえるのではないかと仄かな期待を抱いたのでした。

もちろんたった1人からのコメントなので、この動画を見た人すべてに敷衍できることではありません。とにかく、あのような内容のコメントをもらったという事実が強烈すぎました。

カテゴリー:教育
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