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【教育】 情報教育についての小ネタ

まだパソコンが普及しきっていない頃の話ですが、先輩(建築分野)がぼやいていました。以下のような内容です。

卒業したゼミ生が研究室を訪れて「先生のゼミに入ったおかげでワープロを覚えたことが、会社でとても役立っています」と感謝の辞を述べた。私はいったい何を指導していたのだろうなぁ、、、、。

この頃はワープロや表計算を使えることが特殊技能であった時期で、教員の中にもパソコンが使えない人、食わず嫌いする人がたくさんいて、「卒業設計をCADでやるのはけしからん」という意味不明の主張がまかり通ったする時代錯誤な時代でした。

いずれにしても、先輩がぼやいたような言葉は、卒業研究指導を担当した者としては嬉しくないセリフです。

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さて、今年も某大学1年生の情報リテラシーの授業が終わりました。

例年通り最後にまとめや感想を書いてもらいましたが、毎年のように「高校まででは教わらなかったCtrl+Cなどのショートカットがとても便利で、役に立った」、あるいは「授業中にタイピング練習をさせてもらえて、入力が楽になった」ということを書く学生が少なからずいます。

そして今年は「Excelで平均値を求めたり、グラフを作れたりすることを知ってびっくりした」と書いた学生がいて、私がびっくりしました。

こういう文言を目にする度に「高校卒業までに学生たちは何を学んできたのかな?」と考えてしまうわけです。

そして、高校までの先生方に対して申し訳なく思うけれど、ほとんどの学生が、ある程度の操作スキルを身につけていたとしても、ほとんど何も学んでいないと言わざるを得ないのですよね。

他の記事にも書いたけれど、ソフトの表面をなぞるだけの情報教育は有害です。

それから、現在においてはやむをえないこととは言えマウスとキーボードという拷問器具が標準的な入力装置だから、情報教育においては最初に教えるべきです。必要な道具の扱いを教えずして、その道具を用いる学習が満足にできるはずがありません。これはお習字やお絵かきで筆の持ち方を教えるのと同じことです。私が授業でタイピング練習をさせなければならないのは、高校までの情報教育の指導者の不見識が原因です。(もちろんすべての学校ではありません。幸いと我が子たちの小中高は、授業でタイピング練習をさせています。)

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話が飛びますが、私の授業では様々な制約から、Microsoft Officeを使います。Microsoft OfficeにSmartArtが搭載されてからは、これを積極的に使うように指導しています。学生たちにとても喜ばれます。

情報リテラシーというような名称の科目において、Microsoft Officeというソフトを教えるのであれば、SmartArtを教えないのは異常事態です。というのは、SmartArtを使うことによって、自分自身の思考を含めた情報の整理が上達するからです。

 

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カテゴリー:教育
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