【雑記】 HDD→SSDのクローン失敗(?)
※(2016/9/29追記) その後、他のPCを下記と同じような手順で無事にクローンできたので、新たに記事を書きました。これからクローンしようという人は、そちらの記事の方が参考になると思います。
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Windows 7 ノートPC のHDDの調子が悪いので(代替保留セクタの多発)、一昨年の福袋に入っていたけれど容量が小さくてうまく運用できていなかったSSDに入れ替えることにした。
HDD : 160GB (パーティションは、70GB×2 + その他)
SSD : 60GB
当初は、システムイメージを作って、それで復元すれば簡単と気楽にかまえて作業を始めたのだったが、HDDのシステムパーティションよりSSDの方がサイズが小さいので、システムイメージからの復元ができないことに気づいた。
ということで、HDDのパーティションを縮小する必要がある。まずOS標準の「ディスクの管理」で試したが、デフラグした後でも60GBを超えるサイズまでしか縮小できなかったので、EaseUS Partition Master Professionalで縮小した。
この辺まで作業したところで、「EaseUS Todo Backup」を使えば縮小しながらクローンできるという情報を見つけたので、方針を切り替えて、EaseUS Todo Backup
をインストールした。
EaseUS Todo Backupを起動して、クローンのアイコンをクリックして、ソースドライブ→クローン先ドライブを選ぶだけでクローンしてくれるので、そのSSDをノートPCに差し込めばOK!、、、、のはずだったのだが、この方法でクローンしたSSDでは起動しない。回復ドライブで起動して、システムの修復をやってみたが効き目なし。
調べてみたら、MBRの修復で直る場合があるなどいくつか情報が見つかった。試してみたがどれも効果なし。泣く泣く元のHDDに戻してみたら、今度はHDDでも起動しない。ということは、クローンに失敗したのではなく、壊れた(?)HDDをクローンしてしまったということだったのだろうか?(※下に注)
これ以上原因を追及しても時間の無駄になりそうだったので、システムをクリーンインストールすることにした。最初からそうする方が早いことは分かっていたのだけれど、そうしなかったのは、あれこれにライセンスコードを打ち込むのがめんどうくさいから。
※(2016/9/23追記) その後、別のPCをSSDに換装するときに、EaseUS Todo Backupを使い、全く問題なく、スムーズにクローンできました。つまり、上記の失敗はソフトが問題ではなかったのだろうと思います。なお、Todo Backup にかぎらずシステムに触るツールは、事前にバックアップも含めて周到な準備をしておかないとトラブルが発生したときに取り返しが付かなくなるので、十分な注意が必要であることは確かです。なお、ここで使ったEaseUs製品の詳細は、下記を参照してください。Todo Backupは日常的な多様なバックアップが目的のソフトで、クローン目的だけで使うにはもったいないソフトです。
- EaseUS Partition Master Professional 日本語公式ページ
http://jp.easeus.com/partition-manager-software/professional.html - EaseUS Todo Backup Free 日本語公式ページ
http://jp.easeus.com/backup-software/free.html
(私が使ったのはFree版ではありませんが、Free版でもクローン可能です。)
で、Windows 7のインストールディスクを入れて起動して、順調にインストールは進んでいたが、ライセンス認証のところでアウト。もちろん正規版である、、、、、原因は簡単、Windows XPからのアップグレード版だったので、XPから始めないといけないのだと気づいた。
それで、XP → 7 → 10 と進めて、無事にWindows 10マシンとなった。XP はProfessionalなのに 7にアップグレードするときにケチって Home Premium にしたので、10 も Home となってしまったのがちょっと残念。またXPが32 bit版だったので、結局、10も32bit版となったが、メモリーは2GBしか積んでいないし、64bit版を要求するソフトは使わないので、あまり関係ない。
SSDなので、当然起動は速い。メインPCもSSDに交換したくなるが、上記のような失敗をしたので、ちょっと怖い。
ところで、Windows 7 と 10 ではパフォーマンスに差が無いというか、むしろ10の方が体感的に軽い印象。インタフェースの違いの影響で、体感が異なるということであって、Windows 10の方が高速であるということではないだろう。
という訳で、HDDからSSDに移行するためのクローン作業に失敗して、XPまで戻ってクリーンインストールしたという何ともマヌケな記録でした。
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その後、代替処理保留セクターが多発しているHDDを、HDAT2 にかけて、代替処理を行ってみた。Crystal Disk Infoで、赤信号がともっていたのが、青信号になったし、動作時の、カタカタトントンキュウゥン、、という薄気味悪い音も出なくなったので、HDDケースに入れて再利用できそう。