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【道具】 ドライブレコーダー Kenwood KNA-DR300 を購入

ここ2ヶ月ほどの間、立て続けに運転中に危ない目にあった。

一度は無謀運転のバイクに当てられたかもしれない事故で、相手はぶつかったというが、100%相手の勘違いだという自信があった。しかし証明するものが何もなく、泣き寝入りにならざるを得なかった。そこで意を決して、ドライブレコーダーを買うことにした。

常時録画+GPSで画質が悪くなくて(文字が判読できる、夜の映像もそれなりというレベルを希望)、価格が高すぎないという条件で見つけたのが、Kenwood KNA-DR300 であった。

ケーブル類をきれいに収めて取り付けるためには車の内装材を外す必要があるが、ありがたいことに YouTubeに同じ車種の取り付け記録をアップしてくれている人がいた。その動画を参考にしたら、20分もかからなかった。でも、位置決めには苦労した。(後述するが、結果として、助手席のバイザーが途中までしか下ろせなくなった。)

映像をアップしてくださっている皆様、ありがとうございます。

KNA-DR300 の映像はYouTubeでいくつか見つかるが、PCで見る映像はYouTubeのものよりきれいだ、という印象だ。(←たぶん、YouTubeアップ時のエンコードで画質が落ちるのでしょう。)

映像をアップしてくださっている皆様、ありがとうございます。

KNA-DR300 は、メモリー(micro SDカード)を、常時記録、緊急記録、駐車記録、写真の4つの領域に割り当てるが、お仕着せの4種の設定からしか選べない。最も重要な緊急記録については、付属の8GBのmicro SDカードで、最短でも1時間26分半の記録ができるので、たぶん十分。(後述のように、64GBにすると必要がないほどの量になる。) いつかファームウェアのバージョンアップでもっと柔軟にしてもらえるとありがたい。

写真撮影ボタンは本体についているので、手を伸ばしてボタンを押さないと移せない。運転者がボタンを押すのは論外だし、助手席の人にやってもらうとしても、体を乗り出すようにしなければならないから危険で、なぜ「写真」がいるのか分からない。本体を取り外して、持ち歩いて、デジカメ替わりに使うのだろうか?

さて、常時記録は、1ファイルごとの撮影時間をいくつかに設定できるが、最長が5分なので、ちょっと買い物にいくくらいでも、ファイルがぶつ切れになる。ただし、5分の場合のファイルサイズは500MB弱なので、後処理を考えると、1ファイルの時間とサイズの関係は、ほどよいバランスなのだろうと思う。

取り付け位置の決定

ワイパーの作動範囲に取り付けるように、説明書に書かれている。

ところが、私の車の場合、運転席から視覚的に邪魔にならず、かつ、ダッシュボードがなるべく映らないような位置につけようとしたら、ワイパーの作動範囲に収まらなかった。窓の撥水をきちんとしなければならないようだ。

そういう意味では、取り付け位置の自由度が高い形状ではないということだろう。外から見ると、レンズの周りの赤い枠が目立ってみっともない。赤枠はニコンのカメラだけで十分。

さて、取り付け位置の問題解消には油膜取りが必要となったので、評判のよい キイロビン で説明書通りにやったら、あっけないほど簡単にきれいになった。あとは、 Wジェットガラコ を説明書通りに吹き付けておしまい。

メモリー (micro SD カード)

説明書では32GBまでだが、64GBが使えたという情報があったので、下記を買ってみた。

東芝 microSDXC 64GB Class10 UHS-I 防水 耐X線 TOSHIBA 海外パッケージ

その後、下記を買い増しました。問題なく使えています。
三菱化学メディア Verbatim microSDXCカード 64GB Class10 MXCN64GJVZ2

初期化して、領域の割り当てをしたら、まったく問題なく使えた。

駐車記録ありで常時記録が最長の「設定4」にしたら、常時記録に 28.8 GB が割り当てられた。ファイル1つ(録画5分)につき 500 MB 程度が必要なので、二進数であることを無視しておおざっぱに計算すると、

28.8GBの場合、 (5分 × 28.8 ÷ 0.5 )÷ 60 = 約 4.8 時間

これでは、ロングドライブの長旅の録画には足りない。どこかのSAかPAか道の駅で、データをPCに移すのが前提だ。この設定(「設定4」)では、駐車記録は 11.5 GBとなる。つまり約2時間。そんなに要らない。そこで駐車記録なしの「設定1」にしたら、常時記録領域は、39.8 GBとなった。

39.8GBの場合、 (5分 × 39.8 ÷ 0.5 )÷ 60 = 約 6.6 時間

なんとなく安心できそうな数値だが、一方で、そんなに膨大な量の記録を残してどうするの? という課題が生じる。老後の楽しみにするしかないだろうと言われたら返す言葉はないが、KNA-DR300 のようにGPS情報が入っている映像の場合、世界中のデータをうまく集約していけば、将来的には、都市史研究などの一次資料として使えるだろう。GISでもなにかできるかもしれない。

Aviutl で、GPSデータを動画に埋め込む方法

YouTubeを見ると、画面にGPSデータを埋め込んで、映像上にスピードメーターや地図を映し出しているカッコいい映像があった。Aviutlで作れると分かったので、試してみた。

KNA-DR300 が作成する動画ファイルは”MOV”なので、Aviutl単体では読み込めない。”L-SMASH Works”など、AviutlでMOVを読めるプラグインを入れておく必要がある。

プラグインをインストールして、深く考えないまま、Aviutlの「ファイル>環境設定>入力プラグインの優先度の設定」で”L-SMASH Works”を最上位に上げてみた。この状態で動画ファイルを開こうとすると、以下のメッセージが出る。(他は試していないので、最上位の場合のみかどうかわからない。)

image

Fatal(=「致命的」) なので「ダメか?」と思いつつもOKボタンを押すと、何のことはなく動画は開けた。だからメッセージが出る理由は追及していない。

さて、GPSデータを埋め込むためには、”VSD for GPS”というプラグインも必要なので、作者のサイトを参考にインストールする。使い方も、作者のサイトに詳しく書かれている

作者さん、ありがとうございます。

あとは、映像として書き出すだけ。そもまま保存するとAVI形式になるので、5分の動画でも 20 GB を超えてしまった。エンコード時間がそれなりにかかった。

たった5分の映像に 20GBも食われたままにしておけないから、Aviutlにプラグインを入れて他の形式でエクスポートするか、AVIで保存した後で他のツールで他形式にエンコードするか、どちらかが必要である。

私は、プラグインを入れるのが面倒くさかったので、Xmedia Recodeで、MP4などに変換してみたが、予想通りエンコードにすごく時間がかかる。Aviutlのプラグインを使っても、エンコードすることに変わりはないので、同じくらいは時間がかかるのだろう。

また元ファイルが5分単位なので、何度も同じ処理を繰り返さなければならない。バッチ処理ができるとよいのだが、面倒くさいので調べていない。

画質を問わなければ、Avitutl + VSD for GPSの再生画面をキャプチャした方が手軽だし、短時間でビデオファイルができあがるので、大いに時間を短縮できる。

しかし、オンライン公開して誰かに見てもらうわけではないし、ほとんどの場合、PCを使える状態にあるから、PCで KNA-DR300 の添付ソフト(下記)を使って、TVで見たい場合だけ、PCをHDMIでTVに接続する方が楽だというのが、今回の結論。

ただし、Aviutl +VSD for GPS の画面は添付ソフトより臨場感があって、見るのは楽しい。 高速道路で撮影したものであれば、5分間の移動距離も長いし、かなり楽しめるかもしれない。本来の意味が薄れるが、カメラを斜め上向きにして、星空ドライブもいいかもしれない。PC-9801時代に、「freeway」というスクリーンセーバーがあって、画面上での夜のドライブを楽しんだことを思い出した。

添付ソフト KENWOOD ROUTE WATCHER

添付ソフトの、KENWOOD ROUTE WATCHER については、可も不可もなしという印象。カレンダー形式で整理されるので、閲覧時に便利。

しかし、micro SD カードからPCへの取り込みとか、取り込んだファイルをどうやって整理するかなど、ファイル操作に対するある程度の知識とスキルが必要なので、途方に暮れる人もいるだろう。もうちょっと親切に、このソフトだけで一式の作業ができた方が親切である。

なお、SDカードのフォルダ構造は、緊急記録=Emergency、常時記録=Normal、駐車記録=Parking、写真=Photo という4つのフォルダから成り立つ。これをそのままPCにコピーすると常時記録のフォルダに膨大な数のファイルができてしまうので、何か処理をしようと思ったら扱いにくい。KENWOOD ROUTE WATCHER の良いところは、データ保存先として指定したフォルダ以下をどのようなフォルダ構造にしても、カレンダー形式で表示してくれるので、常時記録を残したい人は自分なりのフォルダ構造を作ると良いと思う。

KENWOOD ROUTE WATCHER には YouTubeにアップする機能もあるが、私の環境では止まってしまう。裏でエンコードでもしているのだろうかと思ったが、CPU使用率0のままで使用メモリー量も変化しない。この状態が延々と続いたところでYouTubeアップロードのウィンドウを閉じたら、何事もなかったかのようにメイン画面に戻った。私の場合は無用な機能なので、原因を追及する気はない。facebookアップロード機能もあるけれど、facebook自体が気持ち悪くて使う気がおきないので、試していない。

(2016/1/29 追記・ Windows 10でも問題なく動いてます。)

ドライブレコーダーの効用

ドライブレコーダー購入の理由は、いざという場合の証拠づくりである。でも、それ以外の効用があった。

常時記録の映像を見ていると、自分の運転のあり方の見直しにもつながるという効用である。その意味でも買ってよかったと思う。

あとは、緊急記録が役に立つような事が起きないことを祈るばかり。

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