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【雑記】 あるブログの読者となって、読者をやめるまで。

あるとき、とあるテーマについてネットサーフィンしていたところ、興味深い見解が書かれているブログを見つけました。

そのブログの記事の多くは、たまたま私が興味を抱いている分野だったので、数日かけてブログを読み通しました。学ぶことがたくさんありましたが、明らかに誤っている内容もありました。

そのブログを読み通し終わるまでに、高評価を得ている著書が何冊かある著名な方がブログ主がであることが分かっていたから、明白な事実誤認をそのままにしておいては、その方の著書や社会的位置づけに傷が付いてしまうのではないか、それはもったいないことだと思って、僭越ながら正確な情報をコメントでお伝えしたところ、そのブログ管理者は直ちに記事を修正しました。

その後数ヶ月は、システム上のフォロワーとなったわけではありませんが、追加されていく記事を読むことを楽しみにしていたし、ブログ主の著書も購入して読み始めました。数回コメントもしたので、私はどちらかというと積極的な読者だったろうと思います。しかし、ある時点から、ブログも著書も読むのはやめることにしました。

上記の、私が指摘した間違いは、ブログ主が事実を知らないまま、独断で解釈した結果の間違いでした。それも、特定の個人や集団を否定あるいは糾弾するようなまとめ方となっていました。ブログを読みながら、その他の記事にもそういう箇所が多いことを感じてはいましたが、ある時期から記事のほとんどがそういう状態に近くなってきたので、自分で咀嚼し、展開しながら学べることがほとんどなくなってしまいました。ブログ主の見解に対して、イエスと言えるなら記事は読めるのですが、ノーと言いたくなったり、首をかしげてしまう展開が大半になってしまいました。

私はブログ主の見解に賛同するところが多かったので、そんな状態でも期待をもって読み続けていましたが、反論コメントに対しての容赦ない攻撃的な姿勢、憶測でしかない決めつけ(ちょっとネットサーフィンすれば簡単に正解が分かることに対しても憶測による決めつけをしている印象)、それを擁護し、煽るかのようなシンパ的コメントが薄気味悪くなってきました(ブログ主よりシンパたちの方が気持ち悪かったですが、コメントは管理者の承認が必要なので、結局はブログ主がシンパ的コメントを選択して公開している印象。承認していないコメントから、部分部分を断片的に引用しながら反駁したりするので、感じ悪いです)。だから、訪問をやめることにしました。インターネットの情報は、交通騒音と違って自ら遮断することができるのがメリットです。

そのブログ主はある分野の研究者です。ブログは研究成果を報告すべき適切な場所ではありませんから、ブログに書かれていることが客観的な研究成果である必要はないし、それを論文を評価するような姿勢で読む必要もないでしょう。このブログも含めて、個人が無償で行っているブログは100%独断と偏見に満ちていてかまわないと、私は思います。ブログ主のシンパとなれる人だけが、そのブログの継続的読者となればよいわけで、不快な記事もコメントは目をつむってやりすごせば良いのだと思います。

件のブログについても、私はそういうつもりで読んでいたのですが、嫌気が指す記事やコメントが相対的に増えたので読むのをやめたのでした。そのことによって誰かがどこかで困ったことになっているとか、そういうことはありません。事件現場の野次馬がひとり立ち去っても、とくに何か変化が起きるわけではないのと同じことです。

しかし、このブログの記事の執筆態度から、この方の著書のベースとなった情報の客観性や解釈の正当性も疑わざるをえないような心持ちになってしまったのです。つまり、研究において、何かに対して結論を与えるプロセスが、このブログの執筆態度と同様であれば、研究成果として公表されたものであっても信憑性を疑わなければならないわけです。論文でも、戯れのブログでも、ものごとに対する基本的な姿勢は、ふつう大きく違わないのではないでしょうか。

このブログ主の著書は、図書館にも入っていましたが、たまたま電子書籍半額クーポンがあったので購入して、少しずつ読み進めていました。でも、上記のような理由で、不信感を感じて中断しました。私はその著書の内容の信憑性を云々できるような知識も情報も当然持ち合わせないので、フィクションだと割り切って読めばよいのかもしれませんが、フィクションであれば何でもありになってしまうテーマなので、読み続ける価値を感じません。おそらく、今後、私がこのブログ主の著作を読むことはないだろうと思います。

 

ブログは、インターネットで情報を発信することができなかった時代の自費出版の本と同じようなもので、第三者によるフィルタリングがなされない点で、大きな価値を認めない方がよい代物ですね。もちろん、このブログも例外ではありません。

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カテゴリー:雑記
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