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【雑記】 設計図は抽象画

※HDD掃除中に出てきたもの。タイムスタンプは2009年12月。

※これも某掲示板でお題を振られて書き始めて中断。

 

「抽象」を広辞苑第5版で調べると;

事物または表象の或る側面・性質を抽(ぬ)き離して把握する心的作用。
その際おのずから他の側面・性質を排除する作用が伴うが、これを捨象という。
一般概念は多数の事物・表象間の共通の側面・性質を抽象して構成される。

これの上2行を借りて、建物と設計図の関係を示してみると;

設計図は、建物wholeの、ある側面・性質を抽き離した表現。
その際おのずから他の側面・性質で表現されていない部分がある。

たとえば、2F平面図を穴が開くほど見つめても、1F平面図は明確には分からない(※)。当たり前である。2F平面図は、建物wholeから2F平面図という、ごく限られた側面だけを抽き離したものであるから、そこから1F平面図が見えたら異常であるし、もし2F平面図から全体の立面図や断面図が分かったりしたら、もはやそれは神の技です。

※2F平面図を見れば1F平面図も分かるなどというような言い方をする専門家もいますが、それは営業トークにすぎないと考えるのが適切でしょう。

それはさておき、建物wholeにおける抽象とは、どこで切るか(平面図、立面図、断面図)とか、何を抜き出すか(設備とか配線とか)というようなことです。

だから、設計図は建物の結果なんです。
こういう設計によってできた建物は、巨大な仮説、シミュレーター。

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カテゴリー:雑記
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