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【雑記】 WYSYWIG雑感

※HDD掃除中に出てきたもの。タイムスタンプは2011年6月。

※とある掲示板で、WYSWIGの話題を振られてしまって書きはじめてみたけれど、流れに馴染まなかったので没にしてました。

WYSIWYGは、これから視覚化が始まるという頃で、かつ、ビデオ性能に限界があり、CUIが標準であった時代だから大きく捉えられたような気がします。技術史的側面、あるいはユーザ層の拡大という点からは評価できるのでしょうが、見たものが手に入るという当たり前の状態ができあがっただけのことだから、一般のPCユーザにとって「WYSIWYG」は必須知識ではなく、死語である、ということになるでしょうね。

というような話は、昔を懐かしむことに終始するようにも読めるので、ピンと来てほしい話を書こうとすると、たとえば;

LINE(0,0,5,3,2,5) などの表記で、モニタに描かれる図形を頭の中に浮かべられた世代は、PCが中で何をやっているかを想像できます。PCが遅かったから、点を一つずつ表示した結果、連なった点の集まりが線として見ることも知っています。自らプログラムを組んだ人たちは、図形として目に見えるものを画面に出す背後には、数値や属性から成るデータベースが存在することも知っています。

一方、WYSIWYG的状態で、瞬時に画面に図形が表示されるパフォーマンスのPCで育った世代には、画面に映っているものがすべてで、PCが中で何をやっているかなんて考えたこともないでしょう。だから、彼らはダメだ、ということではなく、PCに関わりはじめた時代の相違に起因する現象です。

CADが視覚化の道具の呼称であるとみなせば、BIMはデータベース化の道具の呼称であると言って差し支えないでしょう。そのときに、画面に見えている図形群は、データの表示形式のひとつにすぎないという感覚を得るためには、VectorWorksの場合はデータパレットを上手に操ることから始めるとよいでしょう。実際、JW_CADを使える学生たちがVectorWorksを使って最も喜ぶのは、3Dよりむしろ、窓やドアの形式やサイズをデータパレットで変えられることを知ったときです。

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カテゴリー:道具, 雑記
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