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【教育】 コピペ論文の対策?

数日前の朝日新聞に、「大学が、コピペ論文対策に追われている」というような記事がありました。

コピペ論文とは、インターネットで探した情報をコピー&ペーストして、提出された論文、ということです。

私の建築史や建築空間関連のHPも、毎年レポートの時期になると、急にアクセスが増えます。

「参考にする程度ならいいけれど、コピペは困るなぁ」、と、当初は思ってました。

でも、「私の見解をどっかの大学の先生が読むならそれはそれで良かろう」、と、思い直して早10年。

【追記 2016/4/4】
ある事項について、一般論としては認知されていないだろうと思われる説明がWikipediaに堂々と掲載されていました。考えなしに(そして出典を明記することもなく)Wikipediaに載せたバカには困りますが、Wikipediaの危うさを示す良い例となっています。みなさん気をつけましょう。

b_11_ps_1_iso_illuminanceとにかく、文献を丸写ししただけの論文やレポートは、昔からありましたが、昔は、自分の手で、筆記用具を握って書き写していたわけだから、現在のコピペ論文よりは罪が軽いとも言えるかもしれませんね。

私も教員時代、丸写ししたと覚しき学生を呼び出して、頭から盗作だろうと決めつけるのもなんなので、念のため、自分で書いたというレポートを音読させてみたり、使われている用語の意味を尋ねてみたりしましたが、、、結果は、丸写しであることを認めて、再提出あるいは不合格ということが、ちょくちょくありました。

さて、記事の方はというと、コピペを見破るソフトやシステムを開発しているというようなことが書かれていました。

私は、元・大学教員として、そのような開発は「あほらしい投資」だと思います。

というのは、教員が、日常、学生たちと深くコミュニケーションをとり、かつ、教員自身に読解力があり、かつ、提出された論文やレポートを真剣に読めば、コピペであることは、見抜けるはずだからです。

でも、そうでないからの対策ソフトの開発、何かが狂っているとしか思えませんが、大学教員のみなさま、どうなんでしょう?

もしかしたら、私が教えていたころに比べて、学生たちの技が巧妙になっているのでしょうか?

追伸

非常勤で出ている某大学のコンピュータリテラシーの定期試験で、「百人一首の自分の学籍番号と同じ番号の歌を書け」という問題を、5年以上継続して、出題しています。

試験は「PCもインターネットも自由に用いてよい」ということにしていますから、この出題は、検索能力のごくごく簡単なテストなのです。

4~5年前は、空欄の学生や、「すみません、コンピュータの試験なので、百人一首は覚えてきませんでした」と書く学生が数名以上いましたが、この2年間、一人もいません。これはインターネットでの検索が日常化してきたということを示しているのでしょうね。

 

【付記】 2011.5.19

ITメディアでたままたこんな記事を見つけました。

『“コピペ論文”を判別 「コピペルナー」』  (2009/12/11)

ここからの引用ですが、開発者の大学教授が「ソフトを販売することで、学生が『どうせコピペしてもばれてしまうから自分で考えてリポートを書こう』と思ってくれれば大成功だと思う」とコメントしているとのこと。こういうスタンスには、とても好感が持てます。

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