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【CADとかBIMとか】 トレースができても、オリジナル設計では手が止まることがある

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良い図面だからといって、良い設計だとはかぎらない

これに異論を唱える人はいないと思いますけれど、「CADでトレースできるスキルをもっているから、CADで設計できる」と言われると首をかしげざるを得ないのは、「図面のトレースができるスキルをもっている人が、設計できる訳ではない」と言い換えれば、とても分かりやすいお話しだと思います。でも、みなさん、CADに過剰に期待しちゃうのでしょうか?

「CADの方法論」、というと大げさなので、今は取り下げておきますが、「CADでの合理的な作り方」というのは明らかに存在します。これはソフトごとに異なります。a-CADとb-CADでは異なるのが普通です。自分が使うCADの特性を認識すること、あるいは、複数のCADの特性を知って、状況に応じて使い分けること、それが重要です。

さて、CADで合理的な作り方を学んだところで、設計ができなければ、学んだことは無駄になるのでしょうか?

CADを使うことを通して、設計ができるようになる可能性は高い、と私は考えていますが、それは、CADで設計してみようという強いモチベーションがなければ、なかなか難しいと思います。だから、CADは清書ソフトに成り下がってしまうのです。成り下がるという意味合いは「そのCADがもつ機能の数パーセントしか使っていない状態に陥る」というような意味合いであって、清書ソフトとして使うのはダメか、と問われると、別にそういう訳でもありません。自分のCADに対するスタンスを認識しながらCADを使えばよいのだと思います、実務では。

でも、もし、確認申請をCADデータによって行うようになったら、そんなことは言ってられないので、今後20年以上、設計に携わるつもりの人は、やっぱりCADを活かす方法を考えながら使うのがよいでしょう。

※今回の写真:「古代オリンピアの復原模型」

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カテゴリー:CADとかBIMとか, 教育
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