ホーム > CADとかBIMとか, 教育 > 【CADとかBIMとか】 DesignWorkshop と SketchUp に関する浅い(が、たぶん重要な)考察

【CADとかBIMとか】 DesignWorkshop と SketchUp に関する浅い(が、たぶん重要な)考察

DesignWorkshopサンプルすでに、DesignWorkshopをご紹介しました。よく似た印象のソフトとして、現在は、Google SketchUpがメジャーです。どちらも平面形(正しくは断面形)を描いて、それに高さや奥行きを与えてマスを作成する点で、とてもよく似ています。DesignWorkshopの開発がストップしたかのようになってしまって以来、SketchUpには大変期待していて、バージョン3のころに使い始めました。しかし、SketchUpをDesignWorkshopの代用とすることは断念しました。仕様の違い、考え方の違い、あるいは私自身の慣れなど、複雑に絡み合った理由から、そうなったのだろうと自分では思っていました。

先日、とあるCADの開発関係者と話すチャンスがあって、もしかしたら、もっと深い理由があるのではないかということに気づきました。

私自身のたいへんに直感的な判断ですが、他の記事にも書いたように、DesignWorkshopは空間をつくるツール、SketchUpは形をつくるツールという認識を持っています。

  • DesignWorkshopは、建築を分析した上で、開発されたツール。 
  • SketchUpは、そうではない。

こう考えれば、納得がいくのです。

SketchUpサンプル私は、Revitを高く評価しますが、Revitが、建築設計のプロセスを分析した上で作られているからだと思います。あるいは、JW_CADも製図が分かっている人がつくったから(つまり製図行為の分析の上に成り立っているから)、とても優れた製図ツールとなったのでしょう。

分析手法の創造手法への応用、これが今後の設計ツールに要求されることでしょう。

一方で、DesignWorkshopが衰退し、SketchUpが台頭する理由、それは、分析を通して開発された創造ツールは、分析行為と創造行為の両方をできる人でないと使いこなせないという難しさによるのではないかと思います。このようなテーマについては、今後、もっと考えを深めていきたいものです。

 

※今回の画像 : 右上:DesignWorkshop、左下:SketchUp。できあがったものに優位な差は感じられない。違うのはプロセス。

広告
カテゴリー:CADとかBIMとか, 教育
  1. まだコメントはありません。
  1. No trackbacks yet.

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。