【過去のテキストへのコメント】 EPCOT NET No.33 【第2回】 『脱・近代とアクティビティ』 2003年3月
これを書いた2003年の時点では、アクティビティという言葉を聞く機会はまだ少なかったが、さすがに6年も経つと、アクティビティという言葉もすっかり普及してしまった。
2年ほど前からだと思うが、建て売り住宅のチラシなどに見られるプレゼンに、家具が入るようになってきている。それ自体は歓迎すべきことだが、みんなが、アクティビティを考えはじめたのだ! と言うことではないので、愕然とする。
間取りだけだと、ガラ~ンとしていて寂しいので、家具も描いてみました!
という感じのものがほとんど。家具を描きいれるということは、アクティビティを検討し、計画する、という意味合いであるべきだが、たとえば、このソファと TV の位置関係では首がこって長時間の視聴には堪えられないだろうとか、まぁ、言い出せばきりがないほど、アクティビティが考慮されていない。
この広さがあれば、テレビと応接家具を置けますよ、子供部屋にはベッドと学習机と棚を置けますよ、、、、というような、広さのイメージの確認にすぎないと言ってもよいだろう。
こういうプレゼンがはびこる理由は何だろう? 教育か? 想像力か?
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