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【CADとかBIMとか】 CAD・BIM教育の難しさの要因・スキル教育とデザイン教育

021045562274 タイトルは大上段に構えていますが、長文になると読みにくいので、軽めに始めましょう。

いまや、CADの授業は行われていない大学はほとんどないでしょう。僕が、旧職場でCAD教育を始めたのはもう15年ほど前ですが、その頃は、カリキュラムにCAD科目を採り入れるかどうかが議論され、場合によっては否決されるような時代でした。

さて、いざ、CADの授業を始めてみると、いろんな障害にぶつかります。CADだけでなく、他のジャンルのソフトについても同様なんですが、こんなことになってしまうわけです。

    • VectorWorks を採用 → VectorWorks演習 であって、CAD演習でない
    • JW_CAD を採用 → JW_CAD演習 であって、CAD演習でない
    • Photoshop を採用 →  Photoshop演習 であって、画像処理演習でない
    • Word を採用 → Word演習 であって、テキスト処理(?)演習でない
    • Windows を採用 → Windows演習 であって、コンピュータ演習ではない。

こういう話の意味合い、分かってもらえますか?

つまり、科目名としては、概念であったり、利用手法であったり、どちらかというと抽象的な内容を示唆するのに、実際は、ソフトのスキルを教える場になっているということなんです。もちろん、ある程度のスキル教育も行わなくてはならないでしょうが、場合によっては、スキル教育だけになってしまうが現状です。大学は、もっと概念やコンセプト、利用手法などについての教育を施すべきだと思うのですが、一般的な現状のカリキュラムでは、なかなか困難です。

031173732573僕は、スキル教育の部分は、ベンダーに放り投げればよいと考えています。ディテールを省いて、かなり大雑把な書き方をしますが、たとえば、当該科目が開講する直前の休暇中に、数日間ほどの集中講義を開講し、ベンダーから講師を派遣してもらって、学生たちは、ある程度までのスキルを学んでおいて、学期が始まったら、概念や利用手法などの教育を専門の教員から受ける、というような形に持って行けないものかと思っています。講師の派遣や、休暇中に行うのが困難なら、YouTube とか、Podcastなどを利用して、遠隔・自宅学習ができるようにする手もあるでしょう。もちろん、ベンダーさんの協力なくしては出来ないことなので、ベンダーさんたち、よろしく!

もちろん、スキル教育でいいんだ!という、<ある種の理解>、あるいは、<ある種の諦め>、あるいは、<割り切り>の上でやっているところもあるでしょうが、学校で習ったCADと就職先のCADが異なるので、ゼロからやり直しだぁ、なんてぼやく学生がいたりしますね。アホちゃうかと言ってはいけません。たぶん、彼らなりに真剣に、単一ソフトを覚えたんだと思います。なんだか哀れです。

これに関わる話題は、おいおいアップします。乞うご期待。

※今回のCGテーマ 『Radiance習作』  : アンパンマンルーム、灯籠流し

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カテゴリー:CADとかBIMとか, 教育
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